「ルールを追加するだけのゲーム」やってみました!

どうも、不機嫌(@Fukigen_sound)です。

先日、いつも通り脳死Twitterを漁っていたところ、こんなツイートが目に止まった。

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なんだこれは。

シンプルなルールではあるが、間違いなく面白いに違いない。思い立った僕はTinderで知り合った女との通話をキャンセルし、高校同期に即刻連絡を入れZoomの予定をぶち込んだ。ある程度の人数が賛同してくれたので、来たる5月16日深夜、実験的に9人のうちの4人でゲームを開始した。(ここでは友人ABCと置こう)

 

トップバッターは言い出した自分だ。初めは無難に行こうと思い、「左手を上げ続ける」というルールを追加した。

次は友人A。短縮目的で「ルール決め時間30秒」、悪くない。

続くBは、「カタカナことば使用禁止」。これが後々メンバーを苦しめることになる。そしてCの番。

あろうことか全員メガネをかけているのにもかかわらず「メガネを外す」というルールを追加してきた。もちろん皆見えないので、画面ギリギリまでに近づく。それは地獄絵図だった。この段階で誰かが左手を下げないかなあなんて思い始めたが、意外とみんな慎重で、ちゃんと挙げ続けていた。次は私不機嫌の晩だ、そんな矢先にAが言う。

「次不機嫌のターンだよ」

すかさず他の3人は指摘し、泣く泣くA退場。いかに日常語に外来のカタカナ語が潜んでいるかを思い知らされた。

直ぐに私は「1ターンのみ右目を隠す」と言った。言ってすぐにやってしまったと思った。私もまたターンという言葉を発してしまったのだ、Aに対し指摘した矢先に。

ちなみにここで私が1ターンのみと言ったのは、追加したルールは自分をも苦しめかねないからである。実際自分で言った左手のルールがめちゃくちゃ負担であったのだ。ここの裁量も自分で決めることができるのがこのゲームのフリーダム性である。そして、その後すぐにBも俺のターンか、と言ってしまいゲームは終了。Bに関しては自分でかけた罠に自分でハマるというなんとも愚かな最期だった。

この回は言葉によるトラップがメインだったが、体を使って遊べるのも特徴である。

この次の対戦を紹介しよう。

脱落者が出るまでのルールを一気に書いていこう。

「左手で鉛筆を持つ」

「メガネを逆にかける」

「左手の鉛筆で令和とかく」

「鉛筆を耳にかける(ここで左手鉛筆は解除)」

「鉛筆のない方の耳を触り続ける」

「1ターン笑い続ける」

笑い続けは私が決めたのだが、表情筋殺しをできそうというのと、鉛筆がグラグラで笑うと崩れそうと思ったからだ。しかし意外とみんな耐えた。

そして、その次である。Aが「立て」といった。その瞬間BとCが鉛筆を落とし脱落。

その後スクワット、三回転などいかに鉛筆を落とさないかの勝負が始まった。そしてAが言い放った「お辞儀」にて私も脱落。

この後人数を増やしてプレーしたのだが、特に良いと思ったものを紹介しよう。

「数字禁止」

これによって私は4回死んだ。いかに数字が生活に不可欠か再認識した。ほかに、「一人称を拙者ごちうさかな?)」「語尾にニャンという」などがあり、とくに後者は男だけでやっていたこともありマジで気持ち悪かった。女性がいる時にやるといいかもしれない。

 

と、このように頭も体も使えるシンプルなのに全く新しいパーティーゲームだと思った。合コンにおいて王様ゲームにとってかわるだろうとまた一つ確信させていただきました。

数少ない難点としては、あまり親しくない間柄や目上の人とやるには注意かもしれない。勝つために相手のミスを粗探しする必要があるし、見つけたときはかなり強い口調となる。煽り合いも起こりやすいので、親しい間柄や酒の席でやるならベストだ。

 

いまZOOM飲み会などをやってる人も多いと思うので、ぜひやってみてほしい。